【iphone】PCに接続しても「認識しない」場合の対処法6選
更新日:2019年08月06日
iphoneをPCに接続すれば、「iTunes」を使ってバックアップを取ったり、復元をしたり、さらには写真や動画をPCへ保存できます。
スマートフォンだけではできない操作をしたり、大容量で処理能力が高いPCだから出来る作業があるのも事実です。
それなのに、iphoneをPCへ接続できない状況に陥ったら、どう対処すればいいのでしょうか?
ここでは、iphoneをPCに接続しても「認識しない」場合の対処法6選について紹介していきます。
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1.PCの「iTunes」が最新バージョンか確かめる
iphoneをPCに接続して作業をする場合、「iTunes」が必要なケースが多いです。
PCへの接続はしっかりできているのに、何故か「iTunes」でiphoneの認識をしてくれない場合は、iTunesが最新バージョンに更新されているかを確認してください。
iTunesは定期的にバージョンアップされているので、普段あまり使わない人は知らない間に古いバージョンを使用している可能性があります。
Macからバージョンを確かめるには、まずMacから「App Store」を開いてください。
画面上部にある「アップデート」をクリックし、「iTunes」のアップデートが提供されているかを確認し、提供されていれば「インストール」をクリック。
Windowsの場合は、まず「iTunes」を起動してから上部にある「ヘルプ」から、「更新プログラムの確認」の順にクリックしてください。
最新バージョンが公開されているなら、画面の案内に従ってインストールしましょう。
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2.PCとiphoneを「再起動」して正常に接続できるか確かめる
iphoneとPCを接続しているのに、PC側で認識してくれない場合、どちらも「再起動」を行いましょう。
再起動する場合、一旦PCとの接続を解除し安全を確認する作業を行ってください。
最初にPCの再起動を行い、立ち上がったのを確認したらiphoneを再起動します。
iphoneを再起動するには、本体の側面に付いている「スリープ」ボタンを長押しします。
「スライドで電源オフ」との案内が画面に表示されたら、その案内通りに操作すると電源が落ちるでしょう。
電源が落ちたのを確認したら、再び「スリープ」ボタンを長押ししてください。
これでiphoneの再起動が完了したので、USBを使ってPCと接続して正常に反応するか確かめます。
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3.別の「USBポート」を使ってiphoneを接続してみる
iphoneをPCが認識してくれない要因の一つに、「USBポート」の不具合が考えられます。
パソコンには複数のUSBポートが用意されている場合が多いので、一旦使用しているUSB機器を外しましょう。
先ほど認識してくれなかったUSBポートではない別の場所に、iphoneを接続して問題が改善されるかを確かめてください。
もしかしたら、USBケーブルが接触不具合を起こしている可能性もあります。
古いものを使いまわしていると、断線していることもるので「Apple純正」のケーブルを使うなどしてみましょう。
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4.PCの「AMDS」を再起動してみる
pcにiphoneを接続しても、「iTunes」で認識してくれない場合、「AMDS」を再起動すると改善される可能性があります。
AMDSとは「Apple Mobile Device Service」の略で、Windowsに組み込まれているこのサービスが開始されないことで、iphoneを認識していないケースもあるのです。
まずは、「iTunes」を終了し、iphoneをPCから外して接続を解除します。
次に、「Windowsロゴ」と「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を表示してください。
ファイル名を入力する欄に、「services.msc」と入れてから「OK」をクリック。
「サービスコンソール」という画面が出てくるので、「Apple Mobile Device Service」を見つけて右クリックから「プロパティ」を選択。
概要欄が出てきたら、「スタートアップの種類」を「自動」に切り替えてください。
次に「停止」をクリックして、一旦サービスを停止します。
「サービスの状態」が「停止中」になったのを確認したら、「開始」をクリック。
画面下部にある「OK」をクリックすれば、「Apple Mobile Device Service」の再起動が完了です。
あとは、pcを再起動して「iTunes」を立ち上げ、iphoneをPCと接続して認識してくれるかを確認します。
5.PCの「AMDD」を削除して再インストールする
「AMDS(Apple Mobile Device Service)」を再起動しても、iphoneを認識してくれないなら、「AMDD(Apple Mobile Device USB Driver)」を一旦削除して再インストールします。
「サービスドライバー」そのものに不具合があるなら、再起動しても改善はされないので削除するのが望ましいからです。
Windows画面の下部にある、「ここに入力して検索」をクリックしてください。
入力欄に、「デバイスマネージャー」と入れて検索をかけます。
「最も一致する検索結果」にデバイスマネージャーが表示されるので、そちらを選択しましょう。
「デバイスマネージャー」が立ち上がると、いくつもの項目が並んでいるので、その中から「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」をクリック。
次に、「Apple Mobile Device USB Driver」を右クリックして「削除」を選んでください。
Windows10の場合、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」に「Apple Mobile Device USB Driver」が表示されていないことがあります。
その時は、「デバイスマネージャー」の欄にある「ポータブルデバイス」をクリックしてみましょう。
すると、「Apple iPhone」という項目が出てくるので、右クリックして「削除」を選択してください。
「削除」をクリックすると、確認のメッセージが表示されるので「OK」を選びます。
「デバイスマネージャー」に戻ったら、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」を右クリックして「ハードウェア変更のスキャン」をクリック。
すると、iphoneが検出されて「Apple Mobile Device USB Driver」が表示されるようになります。
「デバイスの設定」が表示され、再インストールが開始されるでしょう。
もう一つのやり方は、「Windowsロゴ」と「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を表示させます。
入力欄に、「%ProgramFiles%\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers」と入れて「OK」を押しましょう。
「usbaapl64.inf」または「usbaapl.inf」というファイルを右クリックし、「インストール」を選択。
PCを再起動して、接続が正常に行われるかを確認してください。
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6.PCの「Lockdown」フォルダをリセットしてみる
iphoneをPCに接続したとき、iphoneの画面に「信頼しますか?」というような警告メッセージが表示されます。
ここで「信頼」をタップしているのに、何度も表示されてPCがiphoneを認識してくれない不具合が起きたらpcの「Lockdown」フォルダを削除してみましょう。
Windowsの場合、まずはiphoneをPCから外します。
次に、「ここに入力して検索」を表示してください。
検索欄に、「%ProgramData%」と入力し検索をかけましょう。
ファイルが表示されるので、「Appleフォルダ」でダブルクリック。
画面が切り替わるので、「Lockdown」フォルダで右クリックをしたあと「削除」を選択してください。
後は、PCを再起動してiphoneを認識してくれるか確認します。
Macの場合、iphoneをPCから外して「iTunes」を終了させます。
「Finder」から「移動」を開いて「フォルダへ移動」を選択し、「/var/db/lockdown」と入力しましょう。
次に「表示」から「アイコン」を選択して、英数字のファイルが出てくるので「Finder」で編集を選択したら「すべてを選択」を選び削除します。
あとはpcを再起動して、iphoneを認識してくれるかを確かめてください。
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まとめ
ここでは、iphoneをPCに接続しても「認識しない」場合の対処法6選について紹介していきました。
iphoneをPCへ接続したのに、認識をしてくれない場合はiphoneとPCのどちらかに問題があります。
基本的には再起動で解決するケースが多いですが、PCで少し複雑な作業を必要とする事も十分に考えられるでしょう。
PCの操作に不安があるなら、「Appleサポート」に相談するなどして教えてもらってください。